親子間・個人間の不動産情報サイト【京都・滋賀・大阪・奈良】
2018-03-27

地盤沈下

地盤沈下は造成時の盛土や田んぼの埋立地などで起こることがあります。
造成完了後、地盤の上に建物を建てることによってその建物の荷重により、地盤沈下(圧密沈下)が起こります。

そもそも土は土粒子、水、空気の3相から構成され、時間の経過とともに土の間隙水がしぼり出されることにより、体積に対する土粒子間の空隙比が小さくなることによって沈下が発生します。

以前に木造2階建ての中古住宅で建物が傾いてる物件がありました。

その物件は20年前に宅地造成した宅地で、盛土部分に圧密沈下がおこり建物が傾斜していました。

擁壁、建物の建築確認、建物・土地の登記簿を見てみると4月に擁壁工事が完了後すぐに建物を着工しているのがわかりました。

もちろん検査をクリアし建物を建築しているのですが、せめて梅雨の時期を越し地盤が落ち着くのを待って着工するとか、支持杭を打ったあとに着工すればある程度の沈下は防げたはずです。

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


PAGE TOP